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映画を見たら遊戯王が懐かしくなったので、初代遊戯王のカードの「今」を調べてみた【禁止・制限カード】

目次

遊戯王の映画を見てきました

 劇場公開された、遊戯王の映画を見てきました。懐かしくて懐かしくて。

 遊戯役の風間俊介さんは、声が変わっていなくてさすがですね。当時、ジャニーズで金八先生にも出ていたりしたのに、他の声優顔負けの演技をしていたのが印象に残っています。

 また、今回、入場者特典がありますが、初代遊戯王ファンとしては、4週目の「守護神官マハード」が激アツですね。彼がいたからこそ、現代社会で遊戯がブラックマジシャンとともに戦えたわけです。

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今の遊戯王には、シンクロ召喚やペンデュラム召喚、エクシーズ召喚などが導入

 聞いたところによると、今の遊戯王には、当時の召喚方法以外に、シンクロ召喚やペンデュラム召喚、エクシーズ召喚といった新しい召喚方法があるとのこと。当時、特殊な召喚方法といえば儀式や融合が主流だった世代としては、ちょっとついていけないところもあります。

 それでは、私が小学生だった当時、遊戯や城之内、海馬、そして私達デュエリストが使っていたカードは、もう用無しになってしまっているのでしょうか、または、チート扱いで禁止カードになっていたりするのでしょうか。できれば今でも現役であってほしい!

 

初代のデュエリストが使用したカード達の今を調べてみた(平成28年4月1日現在のレギュレーションによる)

 そこで、初代遊戯王が隆盛だった当時に使用していたカードが、今どのような扱いになっているのか、調べてみました。

クリボー

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 遊戯の相棒、クリボー。現役です。手札にあるだけで、ダメージ抑制にもなるこのカード。ハネクリボーとクリボーを主体としたいわゆる「クリボー」のデッキが大好きでよく組んでいました。

 

ブラック・マジシャン

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 遊戯の戦友のブラックマジシャンも現役です。当時は、微妙なステータス故に現実の世界では使いにくかったのですが、その後多くのサポートカードが出てきたため、現在はより使いやすくなっています。ブラックマジシャン主体のデッキも組めるほど。

 

ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン

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 海馬の相棒ブルーアイズホワイトドラゴンです。攻撃力3000は、ブルーアイズによって一つの基準となったと言っても過言ではありません。

 ノーマルカードなのにこの存在感。圧倒的です。こんなブルーアイズは、特殊能力が付された派生カードがたくさんあり、現時点ではなんと13種類もあります。公式大会では使えないものの、伝説の白き龍(レジェンダリー・ドラゴン・オブ・ホワイト)という、ブルーアイズをとことんリスペクトしたカードまで存在します。

 そんなブルーアイズの使い道は、今もあります。中には、「青眼エグゾディア」と呼ばれる、ブルーアイズのサポートカードを使ってエグゾディアのパーツを集めるカードまで。原作ではありえなかったこの組み合わせ、アツいです。

 

レッドアイズ・ブラックドラゴン 

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 城之内の相棒であるレッドアイズ・ブラックドラゴン。一時期、同じ攻撃力で星6のサイコショッカーに立場を奪われつつありましたが、ブルーアイズと同様にサポートカードが豊富。

 バンデッドキースに対して、メタル化魔法反射装甲を使って勝利した頃のレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンは、当時値段が高騰していました。手札からブラックアイズを召喚する事のできる「黒龍の雛」が出たことによって、召喚しやすくなったりしました。ペンデュラム召喚を軸にしたレッドアイズ中心のデッキもあったりして、実は当時のカードの中で現環境に最も馴染んでいるカードかもしれません。

 

デーモンの召喚

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 遊戯が愛用していたデーモンの召喚。

 当時から、1体の生贄で攻撃力2500のモンスターが召喚できるということで、愛用していた方も多いはず。ただ、その強さによりあまりサポートカードも出なかったのが残念。唯一出た、「魔霧雨(まきう)」も、かなり癖が強く、使いづらい。現在では生贄を使ってまでデーモンの召喚は使われなくなってしまっている。

 

封印されしエクゾディア

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<制限カード>

 「デッキが逃げていく」その勇気を乗り越えた時に遊戯が揃えることのできたカード。その後すぐにインセクター羽蛾に捨てられてしまって、ものすごく悲しかった記憶があります。

 そんなエクゾディアも、未だに現役。当時からずっと、制限カードとして残り続けています。やはり特殊勝利って憧れますからね。

 これまでエクゾディアを使用した1ターンキルが可能なコンボが考えられては、その禁止カードを生み出すという諸悪の根源でもあります。

 

処刑人マキュラ

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<禁止カード>

 マリクが孔雀舞戦で使用したマキュラ。現在は禁止カードです。というより、結構前から禁止カードです。理由は、現生と冥界の逆転とのコンボによるワンターンキルができたためです。

 

現生と冥界の逆転

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 処刑人マキュラとのコンボにより禁止カードになっていたこちらのカード、現在は禁止が解かれて普通に使用できるようになっています。原作では、イシズが海馬戦で使用していました。マリクとイシズがタッグを組んでデュエルしたら、ワンターンキルもできていたということですね。恐るべしイシュタール姉弟。

 

死者蘇生

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<制限カード>

 おそらく原作で最も使われたカード。現実の世界では長らく禁止カードにしていされていましたが、今は使えるようになっています。現在、蘇生手段が豊富になったことと、特殊召喚を阻害するカードが増えたからかと思われますが、それでも制限カードに指定されるくらい強力なカードです。

 

手札抹殺

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<制限カード>

 遊戯はこのカードでパンドラ戦や海馬戦のピンチを切り抜けてきました。ずっと制限カードに指定されっぱなしですが、現在も現役です。

 

以前活躍したカードが、今は禁止に…

当時から禁止カードと制限カードの間を行き来していたこれらのカードも、現在は禁止です。

大嵐

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強奪

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強欲な壺

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心変わり

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サンダー・ボルト

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洗脳−ブレインコントロール

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天使の施し

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早すぎた埋葬

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ハリケーン

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 城之内がピンチに陥った時、逆転に寄与してきたこのカード。現在は禁止カードになってしまっています。

血の代償

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一方で、昔は禁止だったのに、今は禁止が解かれているカードも

 先ほど「死者蘇生」や「現生と冥界の逆転」を紹介しましたが、当時は禁止だったあのカードの制限が今は解かれて使用可能になっています。

 

ハーピィの羽根箒

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 孔雀舞が使用していたこの超強力カード。ずっと禁止に指定されていましたが、現在は使えるようになっています。

サウザンド・アイズ・サクリファイス

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 ペガサスが使用してきてクリボーの機雷化で発売したこのカード、メタモルフォーゼで簡単に召喚でき、バトルの流れを止める強力カードとして禁止カードに指定されていましたが、現在は使用可能になっています。

ブラック・ホール

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 場のカードを全て破壊する強力カードが、現在は使用可能です。

 

性能を下げられて復帰したカードも…

一応禁止カードから脱出したものの、エラッタ(文言修正)により大幅に性能を下げられたカードがあります。それが「破壊輪」です。

破壊輪

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 海馬が切り札として使っていたカードですが、エラッタによりかなり弱くなってしまいました。

<制限カード>

(修正前)

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、お互いにその攻撃力分のダメージを受ける。

(修正後)

「破壊輪」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを破壊し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。